Freitag, Mai 07, 2010

接続法について

接続法について 「つもり」「はず」「~ということにしておく」
「接続法 Konjunktiv」の「接続」とは「非現実を現実の発話に接続する」という意味で、話者が述べる事柄が話者自身の本来当然と考えることと異なるという仮設を動詞の活用によって表している。I式は主に間接話法に用いられ伝聞を表す。II式は仮定話法に用いられ、非現実の内容を想定するのに用いる。

I式:語幹にe+人称変化語尾 *一人称単数と三人称単数は語尾なし
II式:過去基本形(語幹にteをつける)にI式と同じ語尾。語幹の母音がウムラウトできればウムラウトする。

仮定話法(約束話法・非現実話法とも)
一般に、接続法II式を用いた仮定話法の文は、「wenn(もしも~なら)」で始まる条件節とその帰結「~だったろうに」を意味する帰結節の二つひと組で成る。どちらの節の動詞もII式を用いる。

Wenn ich mehr Geld hätte, wäre ich glücklich.
Wenn ich Zeit hätte, ginge ich ins Theater.

動詞の倒置でwennで始まる条件節を代用することができる。
Wäre das mit der Katze nicht gewesen, hätte ich sie alle allein gekriegt.
もしこれ(さっきの状況)であの猫がいなかったら(条件)、僕はこの石炭を全部一人で手に入れていたのに(帰結)。
条件節をwennで始めた場合:
Wenn das mit der Katze nicht gewesen wäre,...

文脈で条件が判断できる場合、条件を言わないことが多い。
Und wir hätten ein ganzes Abendessen damit kochen können.
そして(もしこの石炭を一人で全部手に入れていたなら:省略された条件)、僕たちはそれで夕飯まるまる調理できただろうに(帰結)。

(Wenn sie fragen mögen hätte,)
(もし母が尋ねたいと思ったなら:省略された条件)
Meinetwegen hätte sie schon fragen können.
僕に対しては、母はさっさと尋ねることができたのに(帰結)。


II式を用いた婉曲話法(外交話法)
依頼
Könnten Sie mir vielleicht helfen?
Dürfte ich Sie bitten, mir zu helfen?
欲求
Ich möchte gern spazierengehen.
Ich hätte gern eine Tasse Kaffee trinken.
Ich hätte gern ein Autogramm von Sat.1-Moderatoren oder von Darstellern aus den Sat.1 Serien...
Sat.1の司会者またはSat.1のシリーズ出演者の方のサインがほしいのですが...(Sat.1:テレビ番組名)
提案
Wie wäre es, wenn wir zum Vergnügungspark fahren?



I式を用いた要求話法
願望
Gott sei Dank! 「ありがたや」(神に感謝あれ
Gott segne dich! 祝福がありますように。
Die Macht sei mit dir! フォースが共にありますように。
Lang lebe die Revolution! 革命万歳!

とりきめ
Damit sei dei Sache vergessen!
これでこの件はなかったことにしよう。
A sei 3, B sei 7.
Aを3とし、Bを7とする。

成句化した要求話法
sei es A oder B/ sei es daß A, sei es daß B...
wie dem auch sei
es sei denn, daß...

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