「イエス・キリスト」ってなんか名+姓みたいな感じになっちゃってるから可笑しいよね。呼び名のつもりで「救世主」とか認めちゃいかんだろ。ナザレの人イエス、くらいでいいだろうに。『聖☆おにいさん』ではブッダが買った誕生日ケーキに「よしや君」とか書かれてたな。
新世界訳ってゆうかさんに見せてもらった分はさほど問題ないものに見えたけど、やっぱり例の「聖書研究者たち」特有の訳なんだな。十字架じゃなくて杭だとかいろいろ。まぁ流布してる訳で「地獄」とか書いてあるのは仏教かよって思うけど。
あの長身痩躯が印象的な神父リーゼンフーバー先生が、僕達が「五限のミサ」と呼んでいたキリスト教概論の講義でイの一番におっしゃったことが「宗教は字義通りには犠牲を捧げて先祖を祀るということですからイエスの思想を表すのに適当とは言えません。私は『教え』と呼びたいと思います」だった。
リーゼンフーバー先生のことは、一緒に受講していた与死恵さんが彼の顔を見るたびにラメローラメロー言ってえらくその容貌を気に入っていたのを覚えている。あの講義のおかげでちゃらんぽらんな自分が『我と汝』を読んだ。それで折角イエスとか対話とかについて考えたはずだったのに、もう忘れてしまった。
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