Donnerstag, Mai 18, 2006

ドイツ語教授法:Audiolinguale Methode

Audiolinguale Methode

奥山さんによる発表。オーラルメソッドとの違いは科学的な根拠とやや非人間的な過剰学習・反復練習の強調だった。練習問題や授業の進行について:会話、場面と登場人物による。文法事項伝達を目指した不自然なもの。例文を規則にしたがって少しずつ変形させ複雑化させていく。課の構成としては導入的会話文と練習問題・写真のある情報テクストを通じたLandeskundischer Ansatzも含んでいる。またLL教室・スライド等も導入されている。

行動主義心理学的基盤と構造主義言語学を背景に持ち、学習者を反応を返す存在と前提する。そのため教師・生徒ともに創発的授業展開の乏しさに意欲を失うのではないか。

「ブースがあって、一人で繰り返すやりかたで、イタリア人なんかがこれに向いているとは思わないでしょう?でも日本人には向いているかもしれないわけです。僕の父が買ってくれた教材、レコードでしたがずいぶん反復練習して、それで英語はドイツ語で考えてから英語に直していますがそれでも日常的なものはぱっと口から出るようになったのじゃないかな。」
「構造主義言語学はアメリカだと無文字言語をしばしば研究対象にしているので、それも言語の音声面重視につながっているのではないでしょうか。オーバーラッピングなどもやらせる」「すごくaccuracy重視で、習慣づけが基礎にあるから間違えるとすぐ直されて正しく言えるまでやらされます。これも向き不向きは大きいでしょうね」「carsとcardsが違う音だとわかりますか?ズとヅの違いが聞き取れない・発音できないというのはあって、ミニマルペアといいますがimとinなどもそうです。in dem と in den では全然意味が違ってしまうのだから、すごく重要ですよね。」

sujespedia?で授業中バッハを。

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